日本には妊婦向けでなく、全ての人が受けられる
 医療費控除
という制度があります
今日はこの制度のお話です。

この医療費控除はざっくり言うと、
 年間の医療費が10万円を超えるとお金が返ってくる
という制度です。

この読者の方は、現在のところは
「年間10万円も病院にお世話になったことがない」
という方がほとんど
ではないでしょうか

僕も妻の妊娠を機に初めて知りました。
(恥ずかしながら。。)

ただ、妊娠中は何があるかわかりません
気づけば10万超えていた。という事にもなり得ます


当記事では、
 ・医療費控除の概要
 ・返ってくるお金のざっくりした計算方法
 ・それっぽい領収書は保管しておこう

という話をしていきます

スポンサードリンク





医療費控除とは

man_question (1)

医療費控除とは
 年間の医療費が高額になった人に対して
 納税したお金の一部が返ってくる制度です


対象者
対象となる人は2パターンあります
 ①1年間の医療費が10万円を超えた人
 ②所得が200万円以下で医療費がその5%を超えた人

便宜上、「人」と表現しましたが
生計を共にしている家族であれば
払った医療費を合算してよい
です。

自分や妊娠中の奥さんだけでなく
子供や一緒に住んでいる父母も対象


さらに
 ・薬局で買った風邪薬
 ・陣痛時のタクシー代 等
も医療費と認められます


「医療費」というの受け皿が広い
というのもポイント
ですね。
「XXもOK」等は後述します





医療費控除はいくら返ってくる?

study_gogaku_man_writing

では返ってくる還付金の計算方法と
どの程度返ってくるのか
ざっくりシミュレーションしてみます


■還付金の計算方法
多くの場合は
 控除対象額=かかった医療費-利用した補助金10万円
 還付金=控除対象額 × 所得税率

になります。

※計算方法はこの記事を参考にさせて頂きました


■シミュレーション
ざっくりした皮算用ですが
 1万円超えると2千円返ってくる
という結果になりました

言い換えると
 10万円を超えると
 
超えた額の20%が返金される
 (※所得によって変動します)
ともいえます。

シミュレーション条件
 かかった医療費:53万円
 利用した補助金:42万円(出産育児一時金)
※便宜上これだけだとします
 所得税率:20%
  ※年収700万円、課税所得370万円の場合

計算結果
 53万円-42万円―10万円=1万円
 1万円 × 20%=2000円

となりました。
所得税率によって返ってくる金額が違うので
所得が多い人は23%、33%とリターンが大きくなります

個人的には2割でも
かなり大きいリターンだと思っています!

※専門家ではないので
 計算ミスがあるかもです。
 ご自身で調べて計算してみてください






医療費控除のために領収書を保管しよう

先ほどの計算式で現れた
 [かかった医療費]
ですが、ここに計上するために証明が必要

その証明書になり得るのが
 ①健康保険の医療費通知書
  OR 
 ②領収書
になります

健保に支払いの履歴が溜まるので
保険証を出して支払うものは
医療費通知書の送付をけんぽに依頼で大丈夫

ただ、保険証を出す医療行為以外にも
「医療費」と認められるものが多くあります

その為、「これ医療費対象?」
というものは一旦とっておきましょう。

領収書を捨てると計上はできません。
10万円を超えた時に税務署で確認しましょう





医療費として認められるもの

医療費として認められるものと
そうでないものをリストアップし
ていきます。

大枠で
 治療・医療目的なら認められ
 それ以外は認められない
という分け方のようです

書籍を参考にしてリストアップしますが
正解を持っているのは税務署なので
参考程度にしてください



○認められるもの
 ・妊婦健診費
 ・入院/分娩費
 ・トラブル受診/入院分娩費
 ・陣痛が始まった時のタクシー代
 ・不妊症の治療費
 ・入院中の「治療に必要」な物品
  (傷薬、ガーゼなど)
 ・治療のための薬代
 ・市販の薬代(ビタミン剤などはNG)
 ・歯の治療費
 ・治療のためのマッサージ
 など

×医療費として認められないもの
 ・妊娠検査薬
 ・マタニティ関連の衣類
 ・通院のガソリン・駐車場代
 ・入院中の「治療に必要でない」物品
 ・人間ドッグ/健康診断
 ・健康維持のためのビタミン剤
 ・予防接種
 ・見た目を良くする医療行為
 など


■出典
出典はこちら

 小川クリニック 小川隆吉先生 監修

監修が産婦人科の院長で信頼性もあり、
ソースも厚生労働省等のしっかりした情報を
わかりやすくまとめてくれています

HAPPY・妊娠・出産ガイドBOOK [ たまごクラブ編集部 ]






まとめ

医療費控除とは
 医療費が高額になった人に大して
 納税したお金の一部が返ってくる制度です

返ってくるお金は
 多くの人は

控除対象額=かかった医療費ー利用した補助金ー10万円
還付金=控除対象額 × 所得税率

 で計算することができ、
 年収700万の人は10万円超過すると20%が返金
 (1万円超過で2千円返金)
 ※所得によって変わるので自分で調べてくださいね

かかった医療費の証明は

 ①健康保険の医療費通知書
 OR
 ②領収書

 で証明可能。
 領収書は「ぽいやつ」を
 もらさずとっておきましょう。


子供が生まれるとよりお金がかかってくることになります。
返金額はそこまで大きくはないと思うかもしれませんが
漏らさず貰えるものは貰っておきましょう

それではっ!

スポンサードリンク